nana_tkのdiary

東京都在住アラサー→アラフォー女性の日記です。

「逮捕されるまで」

逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録
著者:市橋 達也
幻冬舎(2011-01-26)
販売元:Amazon.co.jp
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殺人犯の本を買うなんて・・という方もいらっしゃるとは思いますが、この本読みました。

都合の悪いことは書いていないとは分かっていつつ、報道で流れていた憶測とは異なり地味な生活。

ただただ逃げるだけ。

家にいた格好で逃げ出しても2年7ヶ月も逃げ回れるのが日本と言う国なんだなぁ。

リンゼイさんが生き返るかもしれない、と思ってお遍路を続けていて、びわを食べた瞬間に「リンゼイさんは生き返らないと思った・・・とか、


テレビでいろんなタレントが勝手なこと言っているのを見て、「違う!」と地団駄踏んだり、とか。

自分もテレビを見ていろいろ想像していたから、その向こうで本人がこうやって考えていたのかぁ・・・と不思議な体験をしました。

整形後の顔写真が公開されてからのくだりは、いつどうやってつかまるのか、ハラハラしながら読みました。

警察がじわじわと追い詰めていくところが・・・すごい。

しばらく動悸が収まらないくらい。

あの報道見てた人なら、この本を読んで、わけのわからない迫力の読書体験ができるはずです。


「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」

「企業家リーダーシップ」の教科書、Good to great読み終わりました☆ (邦題:ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則)

この本はすごい。

どうしたら冴えない会社が飛躍的&持続的な成長を達成できるか、そのメカニズムを解明した本です。

15年以上一株あたり収益率が市場平均を下回っており、ある時点を境に15年以上市場の3倍を上回る収益率の成長を達成した企業について、どのようなリーダーシップが発揮されたかを研究した本です。1400あまりのUSの企業の中から選ばれた11社をサンプルにしています。

キーワードは "Disciplined" (規律)でした。

読みすすめるたびに驚きの連続でしたが、実は日本的経営として説かれている要素も多々あるのでは・・と感じました。

一番インパクトがあったのが「ストックデールの逆説」という概念。http://www.itsaeki.jp/data/siryou22.htm

「いつか勝てる、という信念を失わない。しかし、過酷な現実からも目をそむけない」ということ。

ターンアラウンドに関わった経験がある身としては、「えっ!そうなの?!」と驚いたり、「やっぱりそうなのかー」とうなることが多い本でした。

この本、経営書ではありますが、人生哲学的な側面もあり、ゴールデンウィークには最適な本でした。





「名もなき毒」

昨日の夕方から、なぜかローな気分です。どーしても気持ちが上向かない。

低気圧のせいでしょうか?(今日はとにかく気圧がグンとさがったそうですね)

こんな日は、ひきこもって本を読むに限る!ということで、宮部みゆきの「名もなき毒」を読みました。

うん、面白かった。

大作、という感じではないですが、普通の人の「毒」というテーマが一貫して、「いい仕事」を味わったという感じです。

あとは、やっぱり宮部みゆきさんの小説は、弱者がやさしく・強く描かれていてホッとします。被害者が加害者と相対するシーンがすごい好き。つらいけど爽やかな気持ちになりますね。

この辺は「模倣犯」と通じるテーマですね。

ここ最近、グワーッとのめりこめる小説を読む機会がなくて、ちょっと期待していましたが、まぁまぁかな?って感じでした。ホントは、久々の現代モノということで、「模倣犯」「火車」くらいの圧倒される感じを期待していたのですけど、、本の薄さからして仕方ないですね。

現実を忘れるくらいのめり込める本、また探してみようかな?

http://www.amazon.co.jp/%E5%90%8D%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%AF%92-%E5%AE%AE%E9%83%A8-%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D/dp/4344012143/sr=11-1/qid=1168102198/ref=sr_11_1/503-5275758-8186341

「自分を磨く方法」

という本を読みました。

本屋で帯にかいてある、

「逆境は永遠には続かない。
だが、逆境に屈してしまうと、それはいつまでも続く」

という言葉が目に付いた。

悩んでいるときに、目に入ってくる言葉はなにかしらヒントになると思っているので
迷わず購入。

見た目には分からないこともありますが、今、結構、試練の時。
もしかしたらこんなに試練を自覚したのは初めてかも・・・という感じ。

いい本です。

響く言葉がたくさんちりばめられていていちいちズシンと来る感じ。

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半島を出よ

半島を出よ (下)

長いけど、面白かった。北朝鮮のコマンド(コマンドって何?)に福岡が占領されて九州が封鎖されるって話。こうなったら日本人は本当にダメなんだろうな〜、ってことがリアルに想像できる。一方で北朝鮮の人たちのことも生生しく描かれていて面白い。作者の人があとがきで、北朝鮮の人のモノローグは不可能、と思ったけど書かなきゃなにも始まらない、って思って書いた、みたいなこと書いていました。本当にどうなのかは分かりませんが、私には十分ショッキングで新鮮でした。

しかし、平和ボケしている私みたいな人はきっとこうなったら真っ先に死ぬような気がします。素直で信じやすい性格だから。。。だいたいこう欺かれて殺されるか、そうでなくとも流れ弾であっけなく死ぬような気がします(笑)。。

そうはいっても、もちょっと国際政治とか金融とかもよく知りたいなーとは思いました。でもちょびっと知ったところで、どうにもならないなーという気持ちにもなるような本でした。

天使と悪魔

図書館で100人待ちの本がやっと回ってきた。

「ダビンチ・コード」の続編(というかホントは「ダビンチ・コード」が
この本の続編なんだけど)。

ダビンチコードも面白かったけど、
正直、こちらの方が面白かった。
というか面白さの毛色が違うけど・・・
ウンチクは少なめだけど、テーマが面白いって感じ。
最後のどんでん返しがおおーって思った。
ちょっぴり主役が不死身すぎるよーって思ったけど。

今、また100人待ちしてるけど(今度は「半島を出よ」)また
3ヵ月後くらいかなぁ〜。


「弱法師」 中山可穂

中山可穂の新作が雑誌に紹介されていたのを見つけて
図書館でゲット。

中山可穂といえば、以前友達から借りたダンボール(漫画&本)の
中に数冊入っていて読んでみた、という感じ。
「感情教育」「深爪」を読んだ。
中山可穂というと、私にとっては、レズビアンを題材にした小説を書いていて
搾り出すような苦しさとか、むせ返るような生々しさにあふれているという
イメージがあった。これまで知らなかった世界とそれにまつわる苦しみをむき出しにして見せられているような感じ。

今回の「弱法師」はとてもよかった。
作家の個性を残しつつも前のイメージとまったく違う。
久しぶりに上質な"小説"を読んだような読後感。
充実した読後感は必ずしも明るい気持ちになるばかりではないのだけど、
今回の小説は非常にいい読後感があった。
作家特有の深みがありつつ、一流の職人のような小説としての仕上がりも
あり、「いい仕事」と思った。

前は、読み終わった後に滅入る(滅入るという感情を起こさせるだけでも
すごいことなのだけど)ことが多かったのだけど、
今回は、作家の個人的な体験(かどうかは定かではないが、生々しさが
そう思わせる)とは切り離されて、物語としての完成度が高いと感じた。
題材は、同性愛がからんではいるけれども、「かなわない愛」をテーマにしたもの。作家が新しいステージに入ったのでは、と思わせる素晴らしい作品でした。

3つの小説があったが、私は「卒塔婆小町」が一番心にしみた。
架空の人物と分かりながらも、深町遼の作品が読んでみたい、なんて
思ってしまった。


弱法師

「電車男」

それにしても、時間がありあまっているので、本も相変わらずたくさん読んでいる。人生でここまで読書ができる時間もそうそうないでしょう。
というわけで今話題の「電車男」を読みました。オタクに造詣の深い?友達から話を聞いていて読んだんだけど、これがまた本当に面白い。普段、にちゃんねる文化にあまり接していないためか、なおさら面白かった。
日本語の使い方が面白い。「おk」「電話汁!」とか「電話北」とか。(ていうか再現するのも私にはなれないけど)慣れて来るとバリエーションが更に面白くなるし。顔文字の表現力にも驚き。おもしろすぎる。ずっと笑っていました。
そもそも「電車男」さんは、オタクだけど人柄がよいよなぁ〜、と思った。なんだかチャーミングな天然なところがあり。で、どんどん自信を持っていく様がなんだか成長日記みたいで頼もしくもあり。周りの男の人たちが励ましたり鬱になったりいろいろ興奮しているのも、とても楽しい。最後、ほのぼのしたし。
もしかしたら今年ベスト5に入る名作かも。。。

「ダビンチ・コード」

ちょっと前ですが、「ダビンチコード」が図書館でやっと回ってきました。
もともと100名以上いたのですが、よく考えたら区の図書館がいっぱいあるのでそこ全部あわせて100名ってことだったんですね。というわけで、約4ヶ月で手元に届き。

4ヶ月待って、たったの1日で読了。あまりに面白くて止められませんでした。まぁ、仕事してない身だからできるのですが・・・・
午後から読み始めて24時間以内には読み終わってましたね。実際、ストーリーも1日分の話なので、まぁリアルタイム??というか。ある意味「24」的なスピード、展開の速さがありました。でもキリスト教の話、暗号、ダビンチの絵についてなど、「これだけのものを小説にしたのはすごい!」と思わせる内容です。キリスト教のことをもっと知りたくなりました。




ダ・ヴィンチ・コード (上)

「別れの後の静かな午後」大崎善生

10月後半に発売された新刊、ゲットしました。
最近、ハイペースで出版されているような。勢いがある感じがします。

こちらは、6編の短編集。
恋愛の短編ですが、4編は別れについての短編です。

大崎善生さんの短編は本当に素晴らしい。
短いストーリーの中で、ここまで心に残るものを創作できるのはすごいと
本当に思います。
4編読んだところで、いちいち泣きました(笑)。
このままじゃ、1日に6回泣くんだろうか。。。と思いつつ最後まで通読しました。6回泣く結果にはならなかったです。
短編ごとに「泣き」が入るのは、作者がすごいのか、私がすごい(?)のか。ともかく私のツボに入っていることは間違いないです。

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