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茶の湯を楽しむ に参加中!
先生から電話を頂きました。10時からテレビでお茶の番組があるとのこと。

お道具の話。千家十職が紹介されていました。

茶杓(抹茶をすくう匙のような道具)の作られる過程が見れました。

なんと、竹は茶杓にするまでに4年も寝かせるんだそう。
しかも、その中でも、ちょうど節があって美しい模様が出ているところだけを使うそうです。後は使わないんですって!

茶杓を鑑賞する意味あいがイマイチわかりませんでしたが、そのすごさが分かります。

自然の中でも偶然美しく出来上がっている部分だけを取り出して道具にしているんですねぇ。。。。それを楽しむってすごいご馳走。

ちなみに茶杓の最後の仕上げはねむの木の葉で磨くそうです。本当に葉っぱで磨いていました!

それから、お釜。

お釜を作るための鋳型は一回使ったらもう使えないんですが、それを崩して土にしてなんと300年も使っているんだって!!

すごい。

日本の工芸ってほんとーにすごいなぁ。

利休さんの時代の茶杓とかが今でも腐らずに使えるっていうのがそもそもすごいけど。。

番組の紹介「趣味悠々」

昨日のお稽古。

いつも使っている丹波焼の茶入。急にいい色になりました。私がこの茶入を初めて見たのは3年前くらいかな。その頃は新しい感じだったけど、にわかに深い色といい風合いが出てきました。なんでも使い続けないとこうはならないそうです。これ、結構よく登場してたから、私たちの翠会のつけた風合いだなーなんて。

昨日のお道具:抱清棚、織部の水指、茶入 丹波焼肩付、茶杓は確か碌々斎好みの町作?、軸は大津絵の色紙(節分)てな感じでした。あと若松の棗。
お稽古は私はお濃茶と炭点前でした。中じまいが未だによくわからなくなる。。。
灰を履くところがうまくいかずに、とんでもない景色になってしまいました。。