ふと、エレファントカシマシの古めなアルバムを聞いています。

「悲しみの果て」なんかが大ヒットした頃のアルバム。

Vo.の宮本さんが34歳くらいの頃でしょうか。。

今40歳の声とまた違ってとてもよい。。

肉体的な面では、多分絶頂期なんでしょうね。

力強さと哀愁がすばらしい。。
まっすぐに伸ばす歌い方は、この時代ならではの歌い方で。

普段、どちらかというと高い声の男性ボーカルが好きなのですが、宮本さんだけは特別。

まさしくこの郷愁が男っぽくて大好きなのです。。

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とはいえ。。。

こないだの日比谷野音でも、この当時の曲を歌っていましたが、やっぱりこの時代の声の方で歌われた方が格段に良いです。今が悪いわけではないのですけどね。

心の状態も関係しているんでしょうね。

そういう気分の時に作って歌った曲を鮮度そのままで聴くのが一番なんでしょう。。

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40才になって、かっこつける、というのがなくなったそうです。

むしろ、ダサいかもしれないけど、「みんな頑張ろうぜ」って真剣に歌えることが、かっこいいことだ、っていう気持ちだとのこと。

昔のインタビューによると、ライブで「みんな」と呼びかけることはまったくなかったそう。(20代の頃はMCすらしなかったらしい)

それが30代でブレイク寸前の頃から「everybody!」と呼びかけるように変わったそうです。(Rockin' onの佐藤さんがすっごい驚いていた)

それが、40歳になって、ライブで「みんな頑張ろうぜ!!」と本気で絶叫するようになった、って。

宮本さんの最近のメッセージは、「今の自分を信じてみようぜ」というもの。

一見、青臭いですよね。。

でもその青臭い台詞を、40歳だからこそ、まっすぐに届けられる、というのが誇りだそうです。

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最近の宮本さんのライブの時の歌は、「みんなの心に届け」という気持ちがビンビン伝わってきて、本当に感動します。
純粋に心を歌に乗せるって本当にあるんだなぁ、と実感。

最近のインタビューを読むと、ライブに来てくれる人は広い意味で友達であり、その友達に「一緒に頑張ろうぜ」という気持ちを届けたい、と思って歌っている、とのこと。

そのインタビューは今年新年のライブの時のことを語ったもの。そのライブ行きましたが、「今の自分を信じよう」って本気で思いました。何なんだろう、すごいジーンと来て素直にそう思ってしまった、というのがその時の感じ。

本当に届くんですね。

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先月の野音では、夜が更けるにつれ、風にのって初夏の緑の匂いが。そして、月が出ていました。

月と風はエレカシの詩によく出てくるモチーフなので、あまりの出来すぎ感に、いい意味であきれ返りました。

その月明かりの元、あの名曲「なぜだか俺は祈っていた」を絶唱。スポットライトの中、シルエットで全身で歌い上げる姿。

日比谷の街に響き渡っておりました。

私も、何にか分からないですが祈ってしまいました。。



つくづく、歌って本当にすごいなぁ、って思ったり。

ていうか、宮本さんがすごいのか。

秋のライブも当然行きます!