nana_tkのdiary

東京都在住アラサー→アラフォー女性の日記です。

2007年02月

命の気配

今日の「日曜美術館」は織物作家の志村ふくみさんの特集でした。

こんなおばあさんになりたい!と思うような、感性と知性と温かさと情熱に溢れる方でした。

なんといっても、これまで感じていた紬の着物をまとったときの、あのなんともいえない温かさを言葉で表してくれたことに感動。

志村さんの言葉でいうと、紬の着物には、「命の気配」があるのだそうです。

さまざまな植物から染色をする時には、植物がいずれ花として表現しようとした色彩を、まだ幹にあるうちに、頂いてしまうということ。(ある意味、色を奪う、ということで残酷であもあります)その、頂いた色彩の中には、植物の命の気配が息づいている、ということなんだそうです。

そう!まさしく、そんな感じ!と、感嘆しました。

紬は2枚持っていますが、一番お気に入りの紅花染めの紬は、着ると本当に心がやすらぐのです。

志村さんに言わせると、「植物の命が、人の魂を包んでくれている」ということなんですね。

あの紬だけは、「着たいなぁ〜」と思ってしまう。不思議なことに。あ、そういうことなんだ、と思いました。

あと、もうひとつ、面白いエピソード。

藍甕(あいがめ)という、藍の染料を入れたツボに絹糸を入れて引き出して絞るときの話。

ぎゅーっと絹糸をよじって絞り、一瞬ゆるめた瞬間、絹糸の色が緑色になるんですね。(テレビでその色も出ていましたがなんともいえず美しい!)一瞬だけで消えてしまうその色は、いったい何なんだろう、とずっと疑問に思っていたそうです。

そもそも、植物は緑なのに、実は緑色は植物染料からは出せない色なんだそうです。

そのことと藍甕の話はどこかつながっている、と思いながらすごしていたある日、ゲーテの勉強をしてみたらとう、と知人に薦められたとのこと。

ゲーテのある詩の中に、「闇は紺色、光は黄色。そのまじりあったところに緑が生まれる」というような趣旨の言葉があったそう。

それを読んで志村さんは、緑という色は「命の先端」の色なんだな、と思ったそうです。植物は光と闇のまじりあったところに生まれる色であり、命なんだ、と。

すっごいなぁ〜・・・・と、あいた口がふさがらなかったです。

なんという感性。なんという表現力。

日本には、こんなにすごい芸術家がいるんですねぇ。

日本人女性のアーティストで、憧れの人が二人いるのですが、志村ふくみさんも、その中に入りました。
(二人とは、オノ・ヨーコさんと花道家の安達瞳子さんです)


お陰で、また着物熱が・・・!!
紬の着物がほしくなってしまいましたぁ・・・

写真は、その紅花染めの着物です♪
紅花染め

面白い記入例

d4efa0ef.jpgさわかみ投信」という投信を買おうと思って、申し込み書類を取り寄せました。

こちらの社長さんはかなりの有名人。
本や記事を読んで、おもしろいなぁ〜、すごいキャラだなぁ〜、と好感を持っていました。

投資は、とにかく長期投資のスタンスで!っていうのが一貫したポリシーの方です。その辺の投資哲学が徹底している方。資料請求の資料の中にも、暑苦しい(スイマセン)くらいそんな説明が入っている。

で、しこしこと申込書を書いていたのですが、記入例をみて、「ぷ(笑)」と笑ってしまったのでした。

訂正印を押すところの記入例が
銀行の支店名の欄なんですけど

誤)

短期投資 支店

正)

気長投資 支店

となっている!!!(笑)

二重線で訂正印が押してあるんですが。。

こんなところまで、投資哲学が一貫しているとは!

ちゃめっけがあってとても面白い。
こうしたウィットって大好きです。
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